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パートと派遣はどっちがいい?子供を持つママさんにとって、パートや派遣という働き方は現実的な選択肢といえるでしょう。どうしたって独身女性や男性に比べて制約が多いのがママさんです。子供の面倒を見る必要もありますし家のこともあるので、拘束の厳しい正社員で働くのはどうしても無理が出てきてしまいます。
正社員よりも融通の利きやすい、パートや派遣の働き方のメリットを見てみましょう。
さて、パートや派遣で働くことのそれぞれのメリットを考える前に、まずはそれぞれの働き方の概要や違いについても理解しましょう。
まずパートは正社員と同じように勤務先に直接雇用されますが、時間給労働者となることです。そのため勤務先ごとに条件は異なりますが、正社員のように週に5日で1日8時というような縛りがなく、1日5時間で良かったりあるいは週に4日の出勤で良かったりというふうに融通が利く場合があります。
一方派遣の仕事は勤務先に雇用されるのではなく、派遣元の会社に雇用され、勤務先から派遣元へお金が行きそこからお給与をもらうという仕組みになります。派遣の仕事の場合も条件次第なのですが、正社員に比較して制約が緩いことが多く、融通の利いた働き方ができる場合があります。
派遣スタッフは派遣会社と雇用契約を結び、就業先の企業に派遣され、派遣先から仕事内容の指示を受けます。
引用:http://www.staffservice.co.jp/job/column/detail_002.html
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パートで働く場合のメリットは上記の融通が利くということの他に、特に任期が決まった仕事という訳ではないため、長い目線で働く事ができることです。またパートは勤務先に直接雇用される立場ですので上司や同僚と密接な関係を築きやすく、仕事への評価やフィードバックも適時受けることができます。人間関係の構築が進み、プライベートな事情を共有しあえるような間柄になれば、より融通も利かせやすくなるでしょう。
派遣の大きなメリットは勤務先との間に派遣会社が入ることです。このため労働条件などについて派遣会社がコーディネーター役を務めてくれるので交渉なども行いやすいといえます。また正社員であってもパートであっても勤務先に直接雇用されている方は、例えばサービス残業などを会社に強いられた時に断りづらいという事情があります。どうしてもその職場の人間関係の中に取り込まれますので、義理人情やパワーバワンスの問題で多少の範囲であれば受け入れてしまうのです。
しかし、派遣労働者であればかなり高い確率でこうした労務関連は保護されます。ある派遣労働者が不当な扱いを受けたにもかかわらずそれを放置してしまった場合、働く人の立場から見てその派遣元の会社の評判が落ちてしまうためです。また単純に勤務先と働く人の間に第三者が入っているというだけで、他人の目ができますので一般的にコンプライアンスは守られやすくなります。
外で働きに出ようというママさんにとって、パートと派遣のどちらが良いのかはとても難しい問題です。両方とも一般的な正社員に比べて勤務時間に融通が利きやすいというメリットがあるというのは共通なのですが、雇用形態はまるで異なります。一般的にはパートの場合より勤務先に対して深い信頼を築けますし、派遣社員はよりコンプライアンスが守られた付き合いができます。