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ママさんにも目指して欲しい正社員

夫の協力が得られるなら正社員に

2016.11.20 夫の協力が得られるなら正社員に

ママさんが仕事を始める場合、人によっての向き不向きやご家庭ごとに様々な事情がありますので一概にこの雇用形態が良い、この仕事に就くのが良いということはいえません。しかし、それでも可能であるならなるべく正社員の立場で働くようにしてください。これから詳細をお伝えしますが、正社員か否かでは生涯収入が大きく変わってきますし、社会的な信用力も違います。

生涯収入の大きな差

ママさんがそもそも働かずに専業主婦を続けるかパートとして働くか、それとも正社員として働くかの一番の違いは収入の違いです。まず専業主婦の場合では生涯収入は年金くらいしかありません。その金額は平均的な寿命と仮定して1600万円ほどです。
しかしこれがパートでも良いので働くということになりますと、8000万円ほどになります。特に従業員数が501名以上の企業で一定の条件を満たせばパートでも厚生年金に加入できます。これは日々の手取りを減らしてしまいますが、将来的には年金の増額で十分元が取れるでしょう。
そしてこれが正社員をずっと続ける場合になりますと平均的な条件でその生涯収入は1億6000万円ほどになります。特にパートと正社員では同じ時間働いたとしても正社員の基本給の方が高い場合が一般的ですし、ボーナスの有無などの違いもあります。もちろん既に仕事を退職してしまった方もいらっしゃるでしょうが、子育てが落ち着いたタイミングで正社員の職に戻れば以後ずっと専業主婦やパートを続ける場合に比べて生涯収入は確実に増えます。

社会的信用力も大きい

また金銭的なメリット以外にも社会的な信用の有無という問題があります。例えばパートで働いている場合は住宅ローンや自動車ローンなども組むのが難しいでしょう。それだけではなく、賃貸アパートやマンションなどの入居審査にもパートか正社員かは影響を与えます。また近頃はスマートフォンなどの電子機器も割賦を組んで購入される方が一般的ですが、こういった割賦購入時の与信にも影響を与える可能性があります。

万が一のセーフティーネット

このようなことから仕事をしている、特に正社員として働いているというのは万が一の場合のセーフティーネットになるのです。あまりしたくはない想像ですが、旦那さんが急な病気や事故で働けなくなる可能性もあります。また何か事情があって旦那さんと別れたいと思うことが今後あるかもしれません。昨今年配の奥様が旦那さんに対して三行半を突きつける熟年離婚に社会的な関心が集まっていますが、その奥様たちも年金収入などの目処がたったから熟年離婚に踏み切れたというだけで、本当は別れたいと思いながら何十年も我慢して一緒に暮らしてきたのです。
こうした時に、自分の収入があれば我慢をする必要がないので、若い時に人生のやり直しが可能です。

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パートと派遣はどっちがいい?

外で働きに出ようというママさんにとって、パートと派遣のどちらが良いのかはとても難しい問題です。両方とも一般的な正社員に比べて勤務時間に融通が利きやすいというメリットがあるというのは共通なのですが、雇用形態はまるで異なります。一般的にはパートの場合より勤務先に対して深い信頼を築けますし、派遣社員はよりコンプライアンスが守られた付き合いができます。